そもそも商標とは一体どのようなものを指すのでしょうか?
商標とは、自分の商品やサービスを、他人のそれと区別するために使用するマークのことを言います。ブランド名、商品やサービスのネーミング、ロゴ・マーク等がこれにあたります。
商標の種類
以下に例示したものはすべて、商標として登録されているものです。文字や記号からなるもの、図形からなるもの、立体的な形状からなるもの、これらの要素を組み合わせたもの等、商標には様々な種類があります。
文字商標 |
記号商標 |
結合商標 |
図形商標 |
立体商標 |
商標登録出願の際には、上記のような「商標」と共に、その商標を使用する商品やサービスを指定しなければなりません(これを「指定商品・指定役務」と言います)。
商標権とは、その商標を、自分が指定した商品やサービスの範囲内において自分だけが独占的に使用できる権利だからです。
さて、商標が登録されるためには、いくつかの要件をクリアしていなければなりません。登録要件にはどのようなものがあるのでしょうか?